第13回Sakuraの会

総括

  • 私たちは、希少難病の患者さんの支援・疾患啓発、そして、患者と社会をつなぐネットワークとして、2022年10月8日(土)-9日(日)に名古屋城で、“第13回Sakuraの会-Japan Art Festival 2022-”を開催しました。

  • 全国から約200点にもおよぶ多くの作品が出品され、一次審査で入選した約100点を会場に展示しました。当日は、昨年と同様に多くの方が参加され、2日間で計2,348名の国内外の方々が参加されました。

  • 回数を重ねるごとに、応募者も増え作品のレベルも向上してきています。一次選考では、作品のレベルのみだけでなく、優先的に患者さんやご家族、身体障害者、お子さんの作品が展示できるように審査を行いました。二次審査は、一般来場者の投票および審査員による厳正な審査を行い、各賞の受賞者を選定しました。審査結果発表および授与式では、会場が一体となりかなりの盛り上がりを見せました。

  • ライソゾーム病は希少難病であるため、第一に病気を知ってもらい、そして、少しでも理解してもらうことが大切であると考えています。今回の企画を通じて、多くの方にライソゾーム病に興味を持っていただき、さらには患者さん同士の横のつながりを築き上げるなど大きな意味があったと感じています。

  • 今後も各種の疾患啓発の企画を通して、多くの方に“ライソゾーム病”を知ってもらう機会を設けていく予定です。さらには日本から世界に向けてグローバルに情報を発信してゆきたいと考えています。


10月8日(土)

  • 循環器内科専門医
  • 耳鼻咽喉科専門医
  • 内科専門医

  • 小児科専門医
  • 血液内科専門医

10月9日(日)

  • 循環器内科専門医
  • 遺伝医学専門医
  • 耳鼻咽喉科専門医
  • 内科専門医
      • 小児科専門医
      • 脳外科専門医
      • 血液内科専門医
      • 医療ソーシャルワーカー

          • ライソゾーム病は希少難病であるため、第一に病気を知ってもらい、そして、少しでも理解してもらうことが大切であると考えられます。今回の作品展を通じて、多くの方にライソゾーム病に興味を持っていただき、さらには、医療者とのつながりだけでなく、患者さん同士の横のつながりを築き上げるなど大きな意味があったと感じています。今後も各種の疾患啓発の企画を通して、多くの方にライソゾーム病を知ってもらう機会を設けていく予定です。


          参加者人数

          10月8日:1,248名

          10月9日:1,100名

          国内はもとより、中国、韓国、フィリピン、アメリカなどからも来城され、2日間で計2,348名の方々が参加されました。

          目的

          ライソゾーム病を中心とする希少難病の診断と治療、疾患啓発、そして、“患者と医療・社会をつなぐ”をメインテーマとして開催し、さらには日本から世界に向けてグローバルに情報を発信してゆきたいと考えています。


          公募課題

          “私の大切なもの”をテーマに公募しました。
          また、多くの方々が参加できるように自由なテーマでも作品を受付けました。


          開催日

          令和4年10月8日(土)、10月9日(日)


          開催場所

          第一会場:名古屋城 本丸御殿・孔雀之間
          第二会場:名古屋城 茶席・書院

          開催場所
          開催場所
          開催場所


          審査員

          衞藤 義勝  東京慈恵会医科大学 名誉教授
          中尾 昭公  名古屋大学 名誉教授
          奥山 虎之  埼玉医科大学 ゲノム医療科 特任教授
          木藤 克之  滋賀医科大学 血液内科 前教授
          松田 純子  川崎医科大学 病態代謝学 教授
          右田 王介  聖マリアンナ医科大学 臨床検査 教授
          近江 晃樹  日本海総合病院 循環器内科 部長
          古城 真秀子 岡山医療センター 小児科 医長
          木本 文平  碧南市藤井達吉現代美術館 館長
          坪井 一哉  名古屋セントラル病院 ライソゾーム病センター センター長
          山本 浩志  名古屋セントラル病院 ライソゾーム病センター 副センター長
          伊藤 公人  一宮西病院 血液内科 部長

          患者代表 2名

          (敬称略・順不同)


          審査方法

          • 審査員は、各持ち点 12点
            1作品につき、最高4点まで投票可で、持ち点の範囲で複数の作品に投票する。

          • 一般参加者は、各持ち点 3点
            1作品につき1点で、3作品に投票する。

          • 最終的には、全ての投票結果をもとに審査員の協議の上、受賞作品を決定する。

          受賞者

          最優秀賞:田口 卓也 様 『積乱雲』
          優秀賞 :山岡 廣海 様 『黄色のコラボレーション』
          優秀賞 :坪井 史正 様 『岡崎神社(うさぎ神社)』
          優秀賞 :永谷 邦子 様 『小樽運河風景』
          桜花賞 :苅谷 綾乃 様 『女子旅』
          桜花賞 :穂積 孝朗 様 『黄昏の転車台』
          特別賞 :近藤 優子 様 『1.2.3!!』
          特別賞 :CALLUM COLQUHOON 様 『Pandora's box』

          受賞者全員に、賞状と記念の盾に加え、資生堂ジャパン㈱様ご提供の副賞を贈呈しました。


          主催

          一般社団法人Sakura Network Japan


          後援

          厚生労働省 観光庁
          愛知県 名古屋市
          愛知県医師会 名古屋市医師会
          愛知県小児科医会 名古屋市小児科医会
          愛知県看護協会 愛知県薬剤師会
          愛知県病院薬剤師会 愛知県臨床検査技師会
          碧南市藤井達吉現代美術館 愛知太極拳の会


          協賛

          サノフィ(株)、武田薬品工業(株)、住友ファーマ(株)、アミカス・セラピューティクス(株)

          協力

          名古屋セントラル病院、一宮西病院、愛知県精神医療センター、資生堂ジャパン(株)、(株)和装カジウラ


          会場の様子

          第13回 Sakuraの会 実行委員会

          実行委員

          Sakura Network Japan

          坪井 一哉
          森川 伸行
          竹林 成典
          松井 優空
          カフーン 祿美

          山本 浩志
          松井 ゆかり
          知崎 有希子
          吉原 有子
          坂野 紗良

          伊藤 公人
          梶浦 詩乃
          赤塚 百合江
          後藤 久美香
          坂野 凛

          藤林 佳子
          寺西 正典
          松井 駿空
          水谷 綾乃

          Sakura Network USA

          Hisaya Tsuboi

          協力

          サノフィ(株)、武田薬品工業(株)、住友ファーマ(株)、アミカス(株)、(株)和装カジウラ

          (順不同・敬称略)